スティング
映画が始まると聴こえてくる“THE ENTERTAINER”。
まー、これでしびれますね。
舞台は1930年代のシカゴ!
赤色に塗られたビル、オレンジ色が風化した看板、ウイングチップ外羽根でツートンの革靴。古~い形の丸い車!かっこよすぎる!!!
ツイードのスーツ、イカしたネクタイ、かっこよくてばかばかしくてワクワクする、最高に楽しい映画。
そこにはだらだらとした人間ドラマも大どんでん返しもなく、“楽しい”がたくさん詰まった、まさにエンターテイメントです。
あと、室内のメリーゴーランドが出てくるんですけど、なんだか夢があって。ロマンを感じます。
フランスにある遊園地博物館にも室内にメリーゴーランドがあって、前にテレビでみたときメルヘンチックだな~って思ったのを思い出しました。
音楽も、全部最高にかっこよくておしゃれなんですよね。
なんか、映画に対する希望やロマンや夢みたいなものが伝わってくるんですよね。実際はどうだったのかわからないんですけど。
男性のサスペンダーも革靴も帽子も全てかっこよくて真似したくなるんですよ。アメリカのオールドスタイルですよ。女性も素敵で、ゆるくて長いワンピースに赤いブレスレットとネックレスをじゃらっとつけるんです。カラフルなYOUさんみたいなスタイル!ちょっと違うけど。
大人たちがおしゃれして、仲間で集まって計画を立てて、煙草を吸ったりお酒を飲んだりして。
大人になるのが楽しみになるような映画。大人最高!アメリカ最高!