結局、映画は家で観るのが最高。

映画から全てを学ぶ人生のチャレンジ。

MIND GAME マインド・ゲーム

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実は日本のアニメ映画は苦手なものも多いのだけれど、これはとっても面白かった!
一度死んでしまった瞬間から、考え方を変えて生きる主人公。
命の危険や想像もつかない状況に、挑戦的な選択を繰り返していく。
それは保守的な人生で死んでしまった後悔から、素直で積極的に生きることを誓った主人公の思いがあるから。

 

グネグネとしていて、線は細いけどカラフルな色使いは不思議。
なんていうか、ヨーロッパっぽい?そんな印象を受けました。

序盤で死んでしまって神様が出てくる場面。
神様はころころと見るたびに姿を変えて、それを主人公のイメージが定まってないからだと言う。
そのシーンは、不思議の国のアリス症候群の症状のイメージと似ていて、少し懐かしい印象すらありました。

 

不思議の国のアリス症候群っていうものがあって。
物の形が実際より大きく見えたり小さく見えたりぐるぐる動いて、色や素材のイメージが押し寄せてきたり遠ざかって行ったりする現象なんですけど、小さいころ私は結構その症状が出てて。
大体寝たら治るから何とも思ってなかったんですけど、大人になってその感覚になった時に調べたらそんな名前がついていたんですよ。
なんか名前は可愛いですよね、不思議の国のアリス症候群って。ちょっと厨二病っぽいけど。

 

少し話が変わっちゃいました!
そんな感じで、アニメ得意じゃない私でも面白かったです。
関西弁で強面の方が出てくるので、観はじめはコメディかな?と思ったりします。
あと昭和のイメージや回想が多くてシーンの切り替えも早いので、平成生まれの私はところどころついていけなくなりました。
誰かに横で解説してもらいながら観たいと思いました。
というか、そのシーンの切り替えスピードについていけたらもっと面白かっただろうな~!とか、
昭和の雰囲気が分かっていればもっと観やすかっただろうな~!とも思いました。

また今度観直してみようと思います。

 

この映画のサブタイトルを勝手に名付けるならば、
『醤油くさいピノキオ』ですね。(関係者様申し訳ありません)

 

違うサブタイトルが浮かんだ方は教えてください。