ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ、観ました。
私は特別猫好きってわけではないけれど、猫のボブが可愛かったな~。
ドラックジャンキーの更生プログラムを受ける主人公は、ホームレス。収入は路上での弾き語り。
本当にあったお話ということで、映画もリアル。でも観やすい。
こういうお話って、大体主人公は荒くれ者だったりブチギレたりするんだけど、この主人公はキレない!酒もそんなに飲まない!だから観やすかったのかもしれません。わざとらしくないというか。
ありえないくらいトントン拍子に人生が好転していって、シンデレラストーリーの様な印象を受ける人もいるんではないでしょうか。
あっさりしていてなんとなく苦しみが伝わりづらい感じでしたが、ごはんを買うお金も無くなったり、一か月仕事ができなくなったり、社会の中で貧困。音楽やりたいって思った人間にとっては他人事ではない話です。
主人公はどんな状況でも嘆きません。自分を責めることも、他人を責めることも、不機嫌になることもしない。
そして、ギターを弾いて歌を歌うんです。
欲張らないんです。
同じ状況でも、主人公が違う性格だったら、観終わった後こんなに良い気持ちにならなかっただろうなぁ。
猫のボブもすっごくイイヤツでした。
ぜひ観てほんわかして欲しい映画です。